誕生日とお別れと結婚式
昨夜のpick upは、まさに「悲喜交交」この日開催の誕生日ライブのお祝いのケーキを買って四条河原町の横断歩道を歩いていると友人からの訃報が入った。
耳を疑ったのには訳があった。
今年の夏から体調を崩していた同級生が入院していたのだが、その前日(金曜日)に携帯に着信履歴があったので連絡したところ
「あ〜悪いな、誤作動でかかってしまったんや。」
「そ〜なんや、またお見舞いに行くわ。」と会話していたのでそんなハズは…と。
それに明日の日曜日には見舞いに行くつもりで、ちょっとでも元気つけようと「オヤジバンド合戦」に出演した時の画像をプリントアウトしてパソコンの上に置いてからの出勤だったので、元気な彼のイメージしか出てこなかった。
pick upにもマーティーとのセッションやSELFなどにも出演してくれたり夏の恒例行事の海水浴にもお子さんや奥さんと一緒に参加して、音楽仲間もたくさん知っている存在なのだ。
それが突然、逝ってしまうとは…どうしても受け入れられない心境だった。
複雑な気持ちで店に入り、ライブが始まった。
申し訳ないが最初はうわの空だったけど、Natsuちゃんが「Keikoさん、2セット目に今出さんのピアノで、竹田の子守唄歌いませんか?」と突然話しかけてくれた。
そんな心境ではなかったんだけど…ふと思い直した。
逝ってしまった同級生とも音楽を通じて仲間になったんだし、「おくる意味を込めて歌わせていただこう。」
とステージに上がらせて頂いた。
不思議なことに心が少し軽くなって、心の中で手を合わせていた。
そうしてお誕生日のお祝いもさせて頂く事が出来た。
終演後、たくさんのアフターのお客様がご来店下さり超満員で大騒ぎになった店内。
もちろん、日常と変わらずセッションも始まってしまった。
私もいつもの爆音でロックを吠えていた。
よく聞くとお客様の中で、本日結婚式だったお二人、新郎新婦もいらっしゃるではありませんか。
人生の記念日にpick upにお越しくだっさったなら、そりゃシャンパンでお祝いだ〜。
と祝福の乾杯。
ご結婚おめでとうございます。
私たちはこの世に生まれた時から、死に向かっている。
誰もが皆、生きる喜びと死の悲しみを抱えている。
だからこそ喜びも悲しみも隣同士で同時にやってくることを避けて通れないのかもしれない。
このpick upで関わって下さった方々の生き様を、受け入れ続けることが店を経営し続けることの意味なのではないだろうか。
ふとそんな、なんとも言えない大きな世界の中に居ることに気付くことができた。
今日の悲しみも喜びも…
味わう事が大事なのだと。
耳を疑ったのには訳があった。
今年の夏から体調を崩していた同級生が入院していたのだが、その前日(金曜日)に携帯に着信履歴があったので連絡したところ
「あ〜悪いな、誤作動でかかってしまったんや。」
「そ〜なんや、またお見舞いに行くわ。」と会話していたのでそんなハズは…と。
それに明日の日曜日には見舞いに行くつもりで、ちょっとでも元気つけようと「オヤジバンド合戦」に出演した時の画像をプリントアウトしてパソコンの上に置いてからの出勤だったので、元気な彼のイメージしか出てこなかった。
pick upにもマーティーとのセッションやSELFなどにも出演してくれたり夏の恒例行事の海水浴にもお子さんや奥さんと一緒に参加して、音楽仲間もたくさん知っている存在なのだ。
それが突然、逝ってしまうとは…どうしても受け入れられない心境だった。
複雑な気持ちで店に入り、ライブが始まった。
申し訳ないが最初はうわの空だったけど、Natsuちゃんが「Keikoさん、2セット目に今出さんのピアノで、竹田の子守唄歌いませんか?」と突然話しかけてくれた。
そんな心境ではなかったんだけど…ふと思い直した。
逝ってしまった同級生とも音楽を通じて仲間になったんだし、「おくる意味を込めて歌わせていただこう。」
とステージに上がらせて頂いた。
不思議なことに心が少し軽くなって、心の中で手を合わせていた。
そうしてお誕生日のお祝いもさせて頂く事が出来た。
終演後、たくさんのアフターのお客様がご来店下さり超満員で大騒ぎになった店内。
もちろん、日常と変わらずセッションも始まってしまった。
私もいつもの爆音でロックを吠えていた。
よく聞くとお客様の中で、本日結婚式だったお二人、新郎新婦もいらっしゃるではありませんか。
人生の記念日にpick upにお越しくだっさったなら、そりゃシャンパンでお祝いだ〜。
と祝福の乾杯。
ご結婚おめでとうございます。
私たちはこの世に生まれた時から、死に向かっている。
誰もが皆、生きる喜びと死の悲しみを抱えている。
だからこそ喜びも悲しみも隣同士で同時にやってくることを避けて通れないのかもしれない。
このpick upで関わって下さった方々の生き様を、受け入れ続けることが店を経営し続けることの意味なのではないだろうか。
ふとそんな、なんとも言えない大きな世界の中に居ることに気付くことができた。
今日の悲しみも喜びも…
味わう事が大事なのだと。
- 2013.12.02 Monday
- オーナーのひとりごと
- 01:49
- comments(2)
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- by 佐々木慶子
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